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花粉症について

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どうも鈴木俊嗣です。

花粉の季節になりましたね。

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/dl/ippan2.pdf

厚生労働省が出している一般向けのこれに色々書かれています。

原因の経路が色々書いてありますが、現在の治療を大きくわけると

〇抗ヒスタミン薬 図3のHi:ヒスタミンを止める薬

〇局所ステロイド薬 点眼、点鼻など

〇内服ステロイド薬 

〇分子標的薬 

あたりですね。

この中で副作用が懸念されるのが内服ステロイド薬になります。

内服ステロイド薬について

まずステロイド、という表現についてです。

https://www.tcichemicals.com/JP/ja/c/10862

参考文献があるページなら何でもいいのですが。

ステロイド骨格をもつ物質はすべてステロイドです。

そして花粉症の治療に使われるのはいわゆるコルチコステロイドです。

糖質コルチコイドとか、グルココルチコイドとか色々言い方があります。

代表的なお薬はプレドニン(プレドニゾロン)ですね。

これは生体内でも産生されています。

色々な分野で活躍できる薬なのですが。

何分副作用がとても多いです。。

特に透析患者さんの場合、余程ベネフィットがなければ使用を避けるべきだと思います。

これはまた後日にでも。

局所の場合は生体内への移行がそれほどないので、比較的安全に使用できます。

分子標的薬

花粉症、いわゆる季節性のアレルギー性鼻炎についてはゾレア🄬が適応になることがあります。

これは先ほどの厚生労働省のものが古くて記載がないのですが。

https://www.okusuri.novartis.co.jp/xolair/pollinosis/medical-expenses/xolair

発売元のノバルティスファーマさんから。

採血にてIgEが高い場合、適応になります。

数値と体重から投与量を換算します。

御覧の通りお高めですが、毎日薬を飲んだり副作用の眠気と闘うことを考えると・・。

透析患者さんの場合、抗ヒスタミン薬や局所ステロイドで解決できないとき、最終手段として

こちらを考慮することがあります。

以前少しだけブログに書きましたが、

https://www.edogawabashi-clinic.com/wp/wp-admin/post.php?post=624&action=edit

最近はペン製剤が出たので、以前よりだいぶ投与しやすくなりました。

お気軽にご相談ください。

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