お知らせの記事
薬剤による腎障害
どうもお久しぶりです。鈴木俊嗣です。
書きたいことと書けることの違いというのが難しいなと思っていたことと、
色々と忙殺されていたらだいぶ空いてしまいました。
で、このタイトルですが。
父親が書いたように
詳細なメカニズムがわかっているわけではありませんが、毒性のある物質というのはあちこちにあるわけです。
そもそも腎臓専門であれば常識ですが、サプリの有無などは問診で必ず聞きます。
紅麹云々以前からある話ですが、今回はそれを大衆向けの大手製薬会社で起きたということで
センセーショナルなのでしょう。
医療に対する報道について
とあるテレビから取材電話がきたこともありますが、正直に書くなら。
Pubmedや医中誌といった報告をきちんと調べて、どういったメカニズムなのかをきちんと報道してほしいものです。
えらい先生連れてきて台本読ませたり、解説させるだけで、検証不十分だったり
いわゆるOpinionで終わっていたりと。
少し前から話題のHPVワクチンについても、NHKなどこぞって有害事象を大々的に報じました。
そして今になって反ワクチンがデマだと。
過去に自分たちがしたことに対する謝罪がないのがテレビや新聞の特徴ですね。
薬剤性腎障害の詳細を調べるには
クレアチニンや尿検査に限らず、間質のマーカーなどが必要になります。
これらは残念ながら保険では認められないことが多いです。
病名つけても通りません。
致し方なく自費になってしまう側面があります。
でもこういったことは報道されません。
根本的にまずいことは報道したらどこかから圧力でもかかるんですかね。