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事故とその対応姿勢について
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皆様あけましておめでとうございます。
鈴木俊嗣です。
今年もよろしくお願いします。
元旦から地震、火災・・・と暗いニュースが続きますね。
天災の場合、どうしても対策であったりに目がいくのはよいのですが。
事故の場合、なぜか責任追及にやたらと目がいっているような気がします。
医療でも事故が日常的に起きています。
リカバリーが間に合っていることで表ざたになっていないことも多々あると思います。
あるいはそもそも・・・。
さて、こういった事故の時に誰が悪いのかという、いわゆる「犯人捜し」をするメディアがありますが。
そもそも医療事故においては、重要なことは再発防止策をすることです。
断じて責任を個人に押し付けて叩くことではありません。
杜撰な管理体制が明らかになったとしても、責任追及という論点になりがちです。
医者ガチャのところで書いたように、主治医がどうにもならない人なら仕方ないかもしれません。
しかし本来は、そういった事故を防ぐ体制を作ることが重要です。
過熱気味の報道は、犯人探しや犯人叩きに終始しているように見えます。
いかにして再発を防ぐかということが重要であり、どうにもずれを感じてしまいます。
医療に限らず、それは他の職種でも同じではないでしょうか?
誰かの責任にしてしまうのが楽なのはわかりますが。
色々と冷静な目で見てほしいことを願うばかりです。