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医者ガチャという言葉 番外編 不正受給
どうも鈴木俊嗣です。
医者ガチャの話を書いていましたが、ちょうどホットな話題が出てきたので。
番外編として書きます。
日頃から真面目に、真摯に向き合っている医療者が大半だとは思いますが。
残念ながらこういった犯罪まがいのことをする人たちがあとをたちません。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/06/02/11.html
これはコロナのPCRなどの公費をだまし取っていた医療機関の名前です。
だまし取っていたという根拠がなければさすがに取り消しまではしないでしょう。
ほとんどが美容関係であることがわかります。
PCRセンターという名前で、不正受給・・・世も末ですね。。
こういったニュースについて、皆さんがどの程度情報を拡散されているかどうかわかりません。
きちんと世の中に知れ渡るようになってほしいものです。
発熱外来
私もとある病院で発熱外来を担当していました。
多いときは午前中だけで30人以上来る日もありました。
防護服でフル装備、全身汗だくになりながら検査をし続けた日々が懐かしいです。
当院は初期のころからPCR機械を導入し、多ければ10人以上検査をしてきました。
真面目に取り組んでいる医師からすれば、不正受給などの行為は許せるものではありません。
発熱外来をフル稼働させておきながら、スタッフが感染しても有給扱いにした病院もあります。
そういった病院は看護師が次々と辞めていきました。
鼻咽頭ぬぐいを看護師さんにやらせている病院は多かったと思います。
そして、ぬぐったときのくしゃみを浴びて感染してしまう事例が増えました。
そのため、コロナ後半はご自分でぬぐってという施設が大半になったかと思います。
行政の責任
そもそも補助金を決めるときの制度が杜撰すぎる面もあると思います。
こういったときにマスメディアはやたらと医療機関を叩きます。
歴史を紐解くと、医療機関を利益ありきにしたのは紛れもなく厚生労働省です。
そして、あまり一般には知られていませんが医療点数は徐々に減らされています。
開業医が儲かる、などとマスコミが書けば一般の方々が食いつきやすいのでしょう。
本来、報酬を決めているのも税金をとっているのも行政側のはずなのですが。
それこそ裏では政治家とつながっている医療グループも存在します。
結局、一部の人たちでお金を回せるようにして、マスメディアにも行政を叩かないように工作して。
今の時代になって、SNSなどで裏事情が暴露されるようになって。
ようやく皆さんが、不都合な真実に気付いてくれるきっかけが出来たのだなと思います。
生きた情報は生きた人しか持っていません。
くれぐれも、自分に都合のいいことだけを信じないように、気を付けてくださいね。